■ 春の陽気に誘われて
3月17日(月)
先週半ばぐらいからめっきり春の陽気に包まれた晴耕雨読舎。
真冬の寒い中でも、防寒着をはおって散歩に出るぐらいのお元気な皆様ですから、こんな気持ちいい気候では建物の中で過ごすのはもったいないような気持ちになります。
建物の窓を日中のほとんどを全面開け放つようになりました。少しずつ春めいていく山々のパノラマがひろがっています。川のせせらぎも聞こえてきます。
建物の前には畑があり、その端からは川を見下ろすことができます。
今はニジマス釣りで毎日たくさんの方が釣りをしています。上から見ているとどこに魚がいるのかよくわかります。
このように、川の魚や、釣りをしているところを眺めることも晴耕雨読舎の過ごし方の一つです。
建物には広い縁側が巡らしてあり、そこから畑にもすぐにおりることができるのですが、もう何年も外を歩くということをしていなかった方にとっては、外に出る事はとてつもなく難しいこと。
そういえばこの方、「外を歩くなんて10年かかる」と言っておられたのは一ヶ月ほど前のことだったかしら。そうして建物の中を何往復も歩いて、足を鍛えておられましたね。
春の陽気に誘われて、知らず知らずのうちに10年のハードルを一気に飛び越えて「こんな素敵なところがあるのにどうして私は今までここまでこなかったのかしら。ここから私の目で魚が泳いでいるのが見えるのよ。」と感動を伝えてくれました。
摂津峡、原の豊かな自然が、私たちを優しく包んでくれています。
伴 実和子
